← MS50用のBNSの中には、ノイズを減らすためのグレーのプレートが2枚挿入されています(ボイスチューブの差込口の奥)。
それらは固定されていないので、とがったピンセットなどで取り出せます(元に戻すことも可能)。
もしBNSの使用で送信音声全体が小さくなると感じる場合は
プレートを 0〜1枚に調整するとよいでしょう(左のカットモデルの写真参照)。
エアライン機や航空管制での使用の場合はプレートは無し(0枚)の方がいいと思われます。
↑
2枚のプレート
BNS-1 カットモデル
BNS-1
↑
取り出した2枚のプレート
↑ MS50はヘッドバンドを頭にしないで、首にかけて使う方法もあります。
アポロ時代のNASA管制官からこうして使われてきました。
この場合イヤーピースチューブを延長させる必要があります(長さ約
25〜30cm)。
市販されている透明なチューブ(内径の直径 2mm 位)を購入して連結すれば自作できます。
補聴器を扱うお店でこの透明チューブを販売しています。イメージ写真左1・2枚目 チューブ長さ 25cmです。
MS50のヘッドバンドは長時間使用していると圧迫感を感じますが延長チューブを使えばこれらの圧迫感から開放されます。
パイロットであれば離着陸時は頭にセットし、巡航高度では首にかけてという使い分けも可能です。
← 延長透明チューブ(内径の直径 2mm )を使用しています。
私の場合イヤーピースは短く切っていますが、切らないでつないでもいいと思います。
延長チューブ内に押し込み形でつなぎます。
きつい場合は、シャープペンシルの先端等で延長チューブを少し押し広げたり、延長チューブ内側に息を吹きかけて少し湿らしてから押し込んでみて下さい。
延長する場合、イヤーピースは、大き目の方が耳から外れにくいようです(写真はサイズ5号)。
プラントロニクス B MS50
BNS-1
↓
BNS-1
← ダイヤモンド社
DEH17M は、イヤーホンに延長透明
チューブとイヤーキャップが付いています。
この延長透明チューブ(途中にコイル状の部分あり、
伸び縮み可能)と先端のイヤーキャップは、MS50に使えます。
こちら からは、延長透明チューブのみ購入できます。
イヤーキャップのサイズは、プラントロニクスの4号程度の大きさです。
← アメリカ プラントロニクスのMS50のボイスチューブ先端に取り付ける
BNS(バックグラウンド・ノイズ・サプレッサー)。
上のリンクでは現在は販売中止されています。
これにより、背景の雑音(風切音、他人の会話音など)を減少させることができます。
BNSがついている方がボイスチューブだけより、マイク先端を目視しやすくなります。
BNS-1は2008年に販売中止になりました。
← 参考
アメリカ映画
「アポロ13」より
NASA
ジーン・クランツ管制官
(俳優:エド・ハリス)
コックピット用
ヘッドセット
プラントロニクス
テレックス
デビッド・クラーク
ボーズ
航空管制用
ヘッドセット
プラントロニクス
知っててお得情報
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米プラントロニクス
本社訪問記
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