航空管制・プラグ
プラントロニクス
MS50/T62-30-2
PJ-7 →
アンプ部 PTT スイッチ→
PJ-7
XLR 7-11C
XLR 7-11C
プラントロニクス
MS50/T62-30-2
XLR 7-11C 仕様
管制卓側
キャノンコネクター
XLR 7-32
↓
↓
↓
↑
↑
↑
↓7
6↓
5→
4→
←2
←3
↓XLR 7-12C(左) とXLR 7-11C (右)
↑ 航空管制官用ヘッドセットのプラグ部(XLR 7-11C:コイルコードの先)です。PJ-7は延長用には向きませんが、XLR-7-11Cは、XLR 7-12Cを介した延長コードで延長使用が可能です。航空管制官の「対空席」では延長の必要はあまりありませんが、あちこちを移動する「調整席」ではコードを延長する必要が生ずる場合があります。
ハンドストラップ
↓
XLR 7-32
XLR 7-12C(左) とXLR 7-11C (右)
← フット・ペダル
(フット・スイッチ)
コックピット用のヘッドセットと航空管制用のヘッドセットは
プラグ型式が異なり、互換性はないことにご注意ください
← PJ-7 プラグ内の配線(極性なし)です。
ステレオ用のヘッドホンジャックと同じ太さですが若干、長さが違います。
プラグ 左から
1 段目(TIP):赤・黒→マイク用
プラグ 左から 2 段目(RING):青・白→PTTスイッチ用
プラグ 左から 3 段目(SLV:SLEEV):黄・緑→レシーバー用
PJ-068、PJ-055、PJ-7
などのプラグは、真ちゅう(写真で、鈍い金色に見えるもの)でできている物が多いのですが、これは長く使用していると酸化して黒ずんできやすく、そうなると送受信の際にノイズが入る場合があります。
そのような時は、ピカール )という液体の金属磨きを使用してプラグを磨くとよいでしょう。
← プラントロニクス SHS 1890-15 アンプ部です。
青い矢印の部分の溝が縦のポジション(Lockable Position)では、白いPTTボタンを押している間にマイク送信が可能(@・Cの写真)。
ボタンを押し下げるとロックされ、押し続けなくてもマイク送信が継続可能(Aの写真)。
青い矢印の部分の溝が横のポジション(Nonlockable
Position)では、PTTボタンを押している間のみにマイク送信が可能です(Cの写真)。マイナスドライバーでこの溝を回転させます。
↓ 沖電気製
航空管制卓。写真のように足元のフット・ペダル(フット・スイッチ)にてもマイク送信が出来ます。手元のPTTスイッチとフット・ペダルどちらかでマイク送信が出来ます。
← 近年の日本の管制所はプラグがPJ-7ではなく、左のような、日本の ITTキャノン 製のキャノンコネクターの所が殆どです。キャノンコネクターの方が小型で、ロックができて、真ちゅうプラグと違い接触不良がおきにくいという利点があります。
配線は写真の矢印の通り。
1番→配線無し
2番・3番:赤・黒→マイク用
4番・5番:青・白→PTTスイッチ用
6番・7番:黄・緑→レシーバー用
ヘッドセット側:キャノンコネクター(サ)
XLR
7-11C
のいずれも7ピンが使われています。
@
A
→
B
→
Lockable
Position
Nonlockable
Position
Lockable
Position
↓
Lock
C
コックピット用
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航空管制用
ヘッドセット
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← 左のプラグ PJ-7(旧モデルではWE-425)は航空管制用のものです
アンプ部にPUSH TO TALK(PTT)スイッチ
が付属しています(白いボタン)。
PJ-7は特殊(通称 6-wire: 2プラグで6極))であり、エアバンドラジオにはそのまま使えません。
単にエアバンドリスニング用であればコックピット用のヘッドセット(PJ068、PJ058プラグタイプ)を購入されるのが簡単でよいと思います。
航空機コックピット用のヘッドセットは、アメリカ連邦航空局(FAA) の認定審査TSO(Technical Standard Order)を受けています。
一方、航空管制用のヘッドセットの認定型式は、FAAのTSOではなく、アメリカのFCC (Federal Communications Commission)RULESの認定型式となり、航空機コックピット用とは異なります。