人物スナップ
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写真−55〜57
絨毯を織る女性 建物の装飾を彫刻する子供 砂漠の中の民家
絨毯を織る女性
(ヒヴァ)
(右上)
建物の装飾を彫刻する子供
(ヒヴァ)
(右下)
砂漠の中の民家
(サマルカンド〜シャフリサーブス )
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エヤーポケット(晴天乱気流) ‥‥
タシュケントから成田への帰国の飛行中に、かなり激しいエヤーポケットに見舞われた。凄まじい衝撃と振動が暫く続き、飛行機が突然ふわっと下に落ちた。その瞬間周囲の女性達の凄まじい悲鳴が上がった。

後でツアーの同行者がスチュワートに聞いたところ3,000米ほど落下したと言う。私には3,000米とは到底信じられない。物体が3,000米自由落下する時間は物理の法則によると約25秒である。この時機内は無重力状態になる。

私の感じでは、座席から転げ落ちた人もいたが、ふわーとした感じはせいぜい3秒程度であり、しかも完全に無重力状態にもなっていなかった。くどい様だが3秒の自由落下距離は、物理の法則に従えば約50米である。

しかし「3,000米落下した」との証言は飛行経験が多いスチュワートの発言であったため、飛行機に関して素人である私の感覚的な反対意見は無視された。

それにしても女性の悲鳴は凄い。男性はだれも悲鳴を上げていなかった。思うに、女性は悲鳴を上げることにより事態を好転させた経験を多く有しており、片や男性は悲鳴を上げても事態が好転しないことを身を持って経験しているのであろう。
                               

飛行機がふわっと落ちる前の、異常に激しい振動と騒音が気になったので調べてみた。どうやら晴天乱気流に遭遇したらしい。


晴天乱気流はほとんどが,地球の中緯度(30度〜50度)の対流圏と成層圏の境界の,圏界面によく発生するジェット気流の周辺に存在するウィンド・シア(特に高度に対する風速変化)によるものである。このため30,000ft前後の高高度で発生することが多く,このような高度を飛行するジェット旅客機が就航するようになってから注目されるようになった。

晴天乱気流による振動は,雲の中で経験される乱流によるものより周期が短く,ちょうど砂利道を走る自動車のような感じである。発生域の規模は幅が20〜70km,厚さは150〜600m程度と言われている。

なお、エア・ポケットとは大気中に気流の変化で下向きの気流が生じることをいい,飛行機がこの中に入ると急激に高度が下がる。地形や地表の状態によって生ずることが多いが,雲、晴天乱気流、飛行機の航跡などによっても引き越こされ,前者は予測ができるが後者は予測しにくく,機体や乗客に被害をおよぼすことがある。
        (航空用語辞典より抜粋)
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