タンジュン・アル・ビーチより南シナ海を望む
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写真−98
2008.4.18
pm4:04
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あとがき‥‥
本サイトの記述は、登山中に現地で得た情報と感想を主体とし、合わせて複数の文献、サイト等を参考にしたが、不正確または矛盾した表現があるかも知れない。例えばボルネオの植物の種類は、ある本では4500種、あるサイトでは7900種とあり、どちらが正解値に近いか私には分からない。

富士山には5回ほど登山したことがある。そのため、キナバル登山中も絶えず富士山を思い出しながら登ったので、数箇所にキナバルと富士山の比較を書いた。富士山経験者で、キナバル登山計画中の方の参考になるだろうか。

登山とは直接関係ないが、どうしても書きたかった事項は「熱帯雨林」 にとって変わった 「アブラヤシ農園」 である。これに関しては多くのサイトを調べた。

例外もあるが、学者の論文は専門用語が多く枝葉末節と思われる記述が延々と続き、視察団の報告書は税金を使って旅行した上に、日本でも調べられる資料の丸写しが多いようにも感じた。どちらも文章が上手くないと言うか、読んで分からない。

専門家や視察団もジャーナリストの視線を持たないと、何のための研究・視察か意味がない。
斯く言う私も、経歴は土木工学に携わった者であり、視点は偏っていると思うが。


また、利益を追求する観光産業が、自然に与える悪影響についても少しばかり感想を書いた。
どのように登山や旅行を楽しもうと自由ではあるが、環境破壊が進む中では、大自然は自分本位または企業の利益本位に楽しめば良いものではない。

インターネット上のホームページやブログには老若男女、数多くの旅行記や登山記が掲載されているが、中には全く「感性」 も 「知性」 もない幼稚なサイトがあるのは情けない。

楽しく感動的な、海外初の4000mを超える登山であったが、最後に愚痴的な文章で締め括ってしまい申し訳ありません。   2008年4月22日 記


なお、下記の文献は大変参考になりました。特に1.からは多くの着眼点のヒントを得ることが出来ました。

1. キナバル山(ボルネオに生きる‥自然と人と)  
  安間繁樹著 東海大学出版会
2.雑誌「山と渓谷 2005年4月号付録: ボルネオ/キナバル山」 
  山と渓谷社
3.インターネット フリー百科事典 Wikipedia
4.その他


蛇足:

旅行から帰国したのが19日土曜日、写真を整理して説明文章を添え、ホームページの体裁を整えてUPしたのが22日火曜日の午前11時、努力しました。
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