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2011年8月23日
ソウルの看板4

4.韓国語の音声体系との混同、5.その他
 
韓国語と日本語で音の区別の仕方が異なることから起こるもの(厳密に言えば音の長短もここに入る)。とくに、日本語の濁音と清音の区別はないため、韓国語の話者が「G」「D」「B」「Ja」と発音しているつもりでも、日本人には場所によっては「K」「T」「P」「Cya」に聞こえる。言葉の頭は絶対に濁らないが、韓国語話者にその感覚が無いため、濁音で書かれることが多々ある。
(逆に韓国語話者からは、日本語話者が「k」で話すと、「Kh」に聞こえることが多いそうだ)
個人的にはGimpo空港を「ギンポ」と言われると、背筋がぞっとするくらい気持ち悪い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プリクラのつもり。
…それ以外にも多くの事例がある。
これは日本でも韓国語に仮名を振るときによく見られる。
その言語の体系でなく、違った音に聞こえる異なった体系を持っている人に
理解して貰うことが優先であろう(日本語→韓国語も一緒)。
 
5.その他

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
韓国語フォントの環境で日本語を書こうとすると、こうなる事がある。
それをそのまま刷りだしたのだろう。
文章も、韓国語的だが、ここは意味が通じるということで、とくに扱わない。
 
1〜4まで、言語の体系の違いから来ることなので、
その「差異」を知る必要があるという事になるように思われる。

Posted by hajimet at 09:45 | Comments (0)


ソウルの看板3

3.訳しすぎ…個人的にはこれが一番面白い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ピビン冷麺」→「揉むこと冷麺」
「ピビン」の部分は冷麺に対しては「混ぜる」と訳すが、
「揉む、こする」の意味もある(こちらが基本)。
但し、上の「咸興ピビン冷麺」が「揉むこと」になっていないのが不思議。
英文の方が正確に意味を表しています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文字の混同もかなりある看板
「アンコウ」と「アソコゥ」、「フグ」と「フゲ」
適度に漢字を混ぜれば、まだ意味がとおる看板だが、
カタカナで表したため意味不明になった。
「タラボルムシ」は「タラの蒸し物」くらいか。「뽈」…不明
「수육」は煮た牛肉のこと。「フグ煮」か「茹でフグ」、
「튀김」は揚げ物だが、「フグ揚げ」くらい。
最後の「鰒」確かに「フグ」だが、「アワビ」もこの漢字。韓国語では「アワビ」の意味しか無い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「め韓牛」→メス牛のこと。生さしみ→ユッケのこと。せいぜい「さしみ」。
つい数年前まで、この手のメニュー表示が多かった。

Posted by hajimet at 09:14 | Comments (0)


ソウルの日本語看板2

2.似た字体の混同
ひらがなとカタカナが混合する場合もある。ひどくなると、スラックスが「ズうツクス」なったり、ダマゴ(たまご)が「ゆまぢ(「ゆ」は濁点)」となることもあった。これは韓国語の発音体系との混同も含まれている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ネンミョン(冷麺)。「ン」「ソ」の混同。

 
 
 
 
 
 
「ッ」と「ツ」、「ジ」と「ヅ」、「ウォ」と「ゥオ」、「ン」と「ソ」
 
※日本語の知識がないと、どうしても起きてしまうが、
  ロッテホテルの案内でも発見して、びっくりした。
  似た文字の混同とするとハングルを「引き移す」と、よりひどいことになりそう。

Posted by hajimet at 09:05 | Comments (0)


ソウルの日本語看板1

ソウルの日本語看板も以前に比べてかなり良くなってきた。「ゆ」に濁点が付いたり、意味不明の日本語はほとんど無くなったが、それでもおかしいものはある。ほぼ五つに類型化できるようだ。
1,音の長短、2,似た文字との間違い、3,訳しすぎ、4,韓国語の音声体系との混同、5,其の他である。
 
まずは音の長短。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
韓国語は音の長短の感覚が無い。韓国語からすれば、「チョ」も「チョー」も区別しない。
そのためにこうなった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは韓国語をそのままカタカナで表したもの、。
単語そのものは「ウリ」だが、次の単語との関係で若干伸びて発音されるのだろう。
ただし、「イ」一文字分発音すると、かなり間延びした感じになる。

Posted by hajimet at 08:52 | Comments (0)


2011年8月22日
チャミスルオリジナル

チャミスルがオリジナルのラベルをつけて売っていた。
一番の好みはこれ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一番上の文字を一文字ずつ読むと、チャミスルになります。
(左から)本当(Cham)に青い海岸で、この(I)ように立っていると、サッ(Sul)と駆け出したい気持ちだね。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チャミスル一杯やろう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これも、一行ずつチャミスルにかけている。

Posted by hajimet at 09:40 | Comments (0)


韓国での食事8月19日

昼、ホテル裏のコッケ(ワタリガニの沖漬)の店でコッケ定食を食べる。
これで3万ウォン(2500円)いきません。
大量の突き出し。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左からアオサの海苔、海苔、カキの塩辛、鱈の甘辛炒め、
ズッキーニの和え物、ナスの和え物、ジャコ、
大根菜っ葉のキムチ、シメジの和え物、よくわからない葉っぱの和え物
 
まずこれが出てきた。…続いて

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メイン登場。甲羅に飯を入れて海苔に巻くのが美味しい。
もちろん、生ですすってもよい。
カニが出てから、テンジャンチゲ(韓国風味噌汁)、イシモチ、
韓国風茶碗蒸し、チジミも出てきた。
 
最後に桃がデザートに。ただし、笑ってしまうくらい「固い」。
うす甘い大根をかじっているような雰囲気。

Posted by hajimet at 09:22 | Comments (0)


韓国での食事8月18日

朝はホテルで。町歩きをして「伝統茶院」で韓国のお茶(茶葉をつかなくとも「チャ」と言います)。
昼は参鶏湯。
夜は韓国の飲み屋(店名「マポナル」)で一献。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左から、ポッサム(ゆで豚をキムチなどで包んで食べるもの。
中 カムジャジョン(ジャガイモのチジミ)
右 ナクチポックム(タコの辛味噌炒め)。ここの店はそうめんを混ぜ込んで食べる。

Posted by hajimet at 09:15 | Comments (0)


韓国での食事8月17日

12時頃ホテルに到着。
ホテルの裏で、韓国のソバを食べる。こちらはビビンメミル(ソバをコチュジャンなどで混ぜるもの)を頼む。あわせてソバのジョン。香ばしくて美味しかった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夜は近くのスンドゥブの店で焼き肉。サムギョプサルとカルビ、スンドゥブを注文。

Posted by hajimet at 09:03 | Comments (0)