釜山と対馬3(太宗台公園)
崖下を見る(矢印が釣り人)

釜山本土と狭い海峡を挟んで、影島がある。島の周囲は18kmの大きな島で、釜山とは2本の橋でつながっている。絶影島ともいう。朝鮮時代は御料牧場があったため日本では「牧ノ島」と呼んでいた。文禄慶長の役のあと、国交を再開するためにこの島に臨時に倭館が置かれたし、その後草梁倭館から日本にむけて出発した船は影島わきに船を停泊させて風向きを見て出発した。

その島の先端に太宗台公園がある。新羅が朝鮮を統一するときに活躍した王、太宗武烈王がここで弓を射たことに因んでいる。朝鮮海峡(対馬海峡)への絶壁となっていて、風光明媚な公園であるが、ここは対馬が見られる名所でもある。途中に展望台(八角亭)があって、望遠鏡で対馬が見られるようになっている。日本の携帯電話も電波が受信出来る。

太宗台から沖を見る(遊覧船もある)
展望台
携帯(見にくいが)

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