佐川洞から水晶洞
洞窟チプ
佐川洞
マッケンジー記念碑
地下鉄佐川(チャチョン)洞駅の裏山は甑山といい、
日本倭城
のあるところである。この付近にも日本時代に関わるものが多く残されている。住宅もそうであるが、山肌に掘られた洞窟もある。「洞窟チプ」という居酒屋になっているが、日本時代に掘られたと伝えられている。釜山は軍事要塞地帯でそのための施設も多くあったと考えられる。その一つかもしれない。
近くの
鄭公壇
のわきには、マッケンジー牧師(韓国語ではミギョンシ牧師)の記念碑がある。1910年以来釜山でハンセン病治療に功績のあった人の記念碑だ。
豆毛浦倭館
があった水晶洞付近にも多くの日本時代の家が残されている。また、建物は建て替えられても、塀や門扉が日本時代のものも多く見られる。釜山は
江華条約
以来、日本人の拠点となったところで、非常に広い範囲に日本のものが残されている。ソウルはもともと首都であったところに日本人が入っていったため、
その地域
は比較的限定的なのであるが、そうではないのだ。
東区庁前
古館付近
草梁駅付近
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