新地蔵所


新地蔵所は現在の新地中華街にあった。出島先の海中に作られたほぼ四 角形をした島であった。ここに土蔵を作ったのは1702年であった。1698年に大火によって、町中の土蔵に保管していた唐船20隻分の貨物が焼失したこ とが築造のきっかけである。長崎に着いた船はここに荷物を預けてから、唐人屋敷に入ったのである。

安政の条約以降、唐人屋敷に在留していた中国人は、港に近い新地蔵所に移ってきて、中華街を形成した。東西南北の入口には4つの中華門がが設けられている。

新地蔵所の外になるが、中華街から道を挟んだ場所に湊公園がある。ランタンフェスティヴァルのメイン会場で、中国式の門が作られている。




天 后堂 土 神堂

前のページ     目次    HOME     次のページ