東廟(関羽を祭る)
東廟

東廟(동묘:トンミョ)は東大門(동대문:トンデムン)の先、地 下6号線東廟 前駅のそば にある。1592年、豊臣秀吉朝 鮮侵攻の時、宗主国の明国が、冊封国である朝鮮に援軍を送った。戦争が終 わった後、日本軍を追いやったのは関羽の霊なの で、 関羽を祭る廟を建てるように明国皇帝から命令があった。

関羽は実在の武将だが、中国では戦争の神として信仰されている。朝鮮側は戦争も終わっていて明国も撤退していたため建てることに消極的だった。明国からは 城内に建てるように言われたが、王城の外である東大門の外にう廟 を建てた。建物は中国式に黒いレンガで壁を造り、大きく2つの建物をあわせた独特の形をしている。

レ ンガ造りの壁 関 羽像(黄色は天の関羽を表す) 公 園入口の碑

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