岳の辻のろし台

のろし台(復元)

岳の辻は壱岐で最も高い山で標高212.8mである。壱岐は火山地形 の島であるが、ここは約20万年前にできた火山砕屑ものによって形作られた.壱岐の最後の火山活動による山である。この山の上より、九州と対馬が見渡せ る。そのため、白村江の戦いの後、664年、新羅に備えたのろし台が築かれたといわれる。また、幕末には異国船の発見のための遠見番所が置かれていた。
現在頂上部にのろし台があるが、これは当時のものを推定復元したものである。




郷ノ浦港(南西) 西、半城湾から対馬を見る(画像処理済)  南、九州背振山地、伽耶山方面 処理済)

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