ソウルにて発見

「黎明808」なんとも不思議な名前のものである。最初「余命808」と呼んでしまった。余命と黎明は韓国語で同じ音。読み間違えたのは、この飲み物が目的としているものからの類推からである。
表には発明家南宮ヒョンと署名の入った写真が刷られ(どこかのドクター○○に雰囲気は似ている)、
808DAWN、
韓国標準協会ロハス認証、
韓国標準協会「黄金の蝶賞」、
韓国消費者ウェルビーング指数「6年連続1位」と
受賞した名前が続く。
さらに韓国の特許番号が大きく刷られ、
その下に
「発明特許品」世界11カ国国際発明特許品「名品」と仰々しく書かれる。
そのものとは、
「宿酔解消用天然茶」
横にはさらに黎明808と書かれ、第43回発明の日金塔産業勲章受勲、
米国FDA公認研究機関で
人体無毒性判定とまで書かれいてる。
そして「黎明808は国際発明発明特許技術で製造し、早い二日酔い解消で活気に満ちた朝、黎明(夜明け)を開いてくれる」と書かれる。要するに、ナナカマド、甘草、葛花などの漢方濃
縮液を甘くしたもの。
味は…甘い薬でした…。二日酔い解消効果は…不明。
でも仰々しい
…。信じるものは救われる?
