興礼門(フンネムン:흥예문)
2001年11月復元

興礼門は王宮の2つ目の門である。光化門と違い木造2階建てである。この門も3つの入り口からなる。中央は王と王妃のための入り口であるが、王や王妃が自分の足で歩いて通ったわけではなかった。蓮台のような輿にのって通ったのである。足を汚してはならないからである。ここを入ると、いよいよ公式行事の場に近づく。

そのための設備が門の中にある。なお、この門の場所には以前、朝鮮総督府の庁舎が建てられていたが、それが撤去されて2001年に本来の門が復元された。

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