勤政門(クンジョンムン:근정문)
総督府があったころ通行不可だった

勤政門は公式行事の場、正殿である勤政殿への入り口である。興礼門から勤政門の間に川が流れている。これは錦川とか禁川というものである。どの王宮でも王宮の北から流れてきて、正殿の門の手前を西から東(向かって右)へと流れていく。この川の水で身を清めると言う意味である。王のいるところは清いところだという意味もある。
 
公式行事に参加する人はこの川のにかかる橋(永済橋〔ヨンジェギョ:영제교〕)の手前に集まり、号令と共に中に入った。入るときは門の両脇にある門(日華門、月華門)から中に入った。

永済橋 川からの魔物を防ぐ(ヘテ) 川からの魔物を防ぐ(ヘテ)

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