断足山(단족산:タンジョクサン)磨崖仏
磨崖仏全景 弥勒石像 狭い崖面に彫られる

断足山は乾川(건천:コンチョン)から入る山で、三国時代「中岳」と言われるほどの重要な山であった。ここに金庾信(김유신:キムユシン)が三国統一の豊富を抱いて山には入り、伝授された神術で大きな岩を刀で切ったという。

その様なL字型に削られた岩壁(上人岩상인암:サンイナム)に、多くの仏像が彫られる。中心仏は7.5メートルの程の浮き彫りであるが、弥勒仏とされる。そのまわりに半伽菩薩像などの仏像群や供養人物像などが多数彫られている。6世紀の作うと考えられていて、拝里(배리:ペーリ)三体石仏、百済瑞山(서산:ソサン)磨崖仏と同じ頃のものと考えられる。

菩薩立像、如来立像、半伽菩薩 供養人物像

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