陵旨塔(능지탑:ヌンジタップ)

四天王寺(사천왕사:サーチョナンサ)の裏山にある土で作られた塔だ。新羅が三国を統一したときの王、文武王(문무왕:ムンムワン)を火葬した場所と伝えられる。この近くから文武王の碑の一部が出ているからである。

塔には十二支像がおかれ、四隅には塑像があったといわれる。そのため、実際に火葬した場所の跡かは疑問があるといわれる。また、復元もうまくいっていない。塔の後ろに余った部材が置かれていることからもわかる。

十二支(馬) 十二支(羊) 余った部材 1930年代の姿

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