勝本の千人塚

千人塚

勝本港から車で5分ほど、天ヶ原海水浴場の近くにある。峠越えの道の途中、椿畑の中にある。天ヶ原は文永の役の時(1274)にモンゴル軍が最初に上陸したところの一つで、ここから峠を越えると新城の古戦場である。亡くなった人々を供養したもので、壱岐の到る所にある。元軍は一気に壱岐を滅ぼし、男子、老人は皆殺し、女性は手のひらにヒモを通して日本軍の矢除けにされたという。

なお、この辺の地質は化成層ではなく、壱岐の基盤層である堆積岩である。層状に堆積している様子が方々に見られる。



千人塚 千人塚からの眺め

前のページ    目次     HOME      次のページ