千軍洞石塔と普門湖

普門湖の南側、明括山城の麓に三層石塔が2基残る。高さは6.6メートル。寺の名前はまったくわからない。地名をとって、千軍洞(천군동:チョングンドン)廃寺とよばれる。日本時代に発掘調査が行われ、伽藍の後が確認された。普門湖沿いの道路から眺めることができる。

普門湖(보문호:ポムンホ)は北川につくられた観光用の湖である。この上流には水がめである徳洞湖(덕동호:トクトンホ)がある。ここにも寺跡があった。高仙寺(고선사:コソンサ)跡で新羅が三国を統一した直後、感恩寺(감은사:カムンサ)とほぼ同じ時期の三層石塔があった。高さは9メートルある。寺が水没したため現在は慶州博物館に移されている。

千軍洞双塔 石塔と教会 普門湖 高仙寺石塔

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