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仏国寺駅からさらに南方へ行ったところにある。新羅の古墳で最も整ったものと言われる。古墳のまわりを十二支のレリーフと板石が覆い、そのまわりに欄干がある。古墳の前には祭祀のための石壇も築かれている。
王墓を作るときにあたりが湿地帯だったために棺を高いところに掛けておいて、古墳を作ったという伝説から古墳の名前が付いた。8世紀後半の王、元聖（원성：ウォンソン）王陵だと考えられている。
聖徳王（성덕왕：ソンドクワン）以来、最盛期を迎えた王の時から、新羅の王家では王位をめぐる混乱がおき、新羅が弱まるきっかけとなった。
古墳のはるか前方には、王を守る武人と文人像がおかれ、さらに邪気から王を守る狛犬が４匹置かれている。武人像はアラブ系の風貌をしており、慶州がシルクロードの末端であったことを思い起こさせる。また、狛犬はとても写実的なものとして知られている。
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| 文人像 | 武人像 | 狛犬 | 狛犬 | 十二支像（巳） |