昼食後、県立歴史博物館を見学。その後風土記の丘に行き、福勝寺古墳、免ヶ平古墳を見る。
  八幡神が最初に降りた所は辛国宇豆高島とされるが、その山と考えられる、三角形をした稲積山(宇佐富士)が遠くに見えている。
 次いで、弥勒寺建立前に法蓮がいたとされる虚空蔵寺跡。塔の基壇だけ残る。その近くには虚空蔵寺の瓦を焼いた窯址が、高速道路の下に保存されている。
  豊後高田に移動。青宇田(あうだ)の画像石を訪ねる。磨崖仏の多い国東半島でも異色の岩に先刻された石版で、浄土思想を絵巻風に描かれている。14世紀末の作品。現在保存されている建物の上にあった延命寺の岩にはめ込まれていたものが剥落したのではないかと考えられている。
 
 
  続けて穴瀬横穴群。19穴あるが、装飾文様のあるものもある。石室入り口に赤い彩色が残っているものもある。
 
  続けて富貴寺。大堂の阿弥陀世界を描いた彩色画が有名だが、周囲の石像物にも素晴らしいものが多い。
 
 
  伊美港へ向かう。港手前に別宮八幡がある。別宮とは、石清水八幡の別宮と言うこと。寄ってみた。狛犬の頭が重そうだ。
 
.jpg)  境内に陰陽社がある。陰陽道に関係あるのかと思ったが、そうではない。日本三大珍宝と書かれている。
  伊美港から姫島に渡る。伊美港からは6キロ。20分の距離。これだけ近いが、文化的には対岸の山口の文化の影響の方が強いとのこと。
 
  旅館での夕食。魚づくし。カメノテを初めて食べる。たこ飯は塩味がよく効いていた。鯛ソバは姫島でお祝いの時に食べる名物だとのこと。
 
 
 
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