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2014年6月21日
杉並総合 20140618

今日はALTのいない日。有声音化、連音化をまとめる。
@試験について
   6月25日、授業内で行う。
 
Aパッチムのある文字が他の文字と繋がる場合
 次の文字がㄱㄷㅂㅈのときに、それが濁る場合と濁らない場合がある。
 
 パッチムが
  響くパッチムの時→ㄱㄷㅂㅈは濁る(한국:ㄴが響くパッチムだから、ハングク)
  消えるパッチムの時→ㄱㄷㅂㅈは濁らない(既習生徒向け:濃音化)
                      (학교:ㄱが消えるパッチムだからハッギョでなく、ハッキョ)
  響くパッチムの後、濁らない場合もあるが、原則は濁る
   (教科書は、この後に비빔밥が出てくるのだが…밥は例外と教えるしかない)
  教科書と好きやねん韓国語の単語で練習。
   한국, 일본, 남자, 친구, 전공, 경제, 형제, 자전거(チャリンコ)
   학교, 잡지, 학생(生徒も), 옷장, 낯잠, 떡국, 숙제, 식당, 숟가락, 젓가락
 
Bパッチムの後が母音の時
  할아버지は、ハルアボジでなくハラボジ(発音してみせる)。
  韓国語は音を繋げて発音することが多い。
  三段階の説明
   ハル`アボジのルとアがつながり、ラとなる。
   hal・a・bo・jiがつながってhalabojiとなる。
   ハングルで書くと、ㄹがㅇの位置に移ったようになって、하라버지と発音される。
    ハルラボジとㄹの雰囲気を残すのではなく、思い切って繋げること。(休憩)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
C練習(「好きやねん韓国語」使用)
 음악, 발음, 목요일, 백원, 있어요, 없어요
コツ
 목요일:母音と繋がる場合ㄱㄷㅂㅈは必ず濁る。
 원:合成母音(初出)。とりあえず、書いてある順に一気に読むこと
    (違う場合は改めて指摘する)
 없어요:二重子音(初出)で母音と繋がる場合、左から順に子音を読む(オプソヨ)
  (있어요と並んで掲載されているので、ㅆが二重子音と誤解する生徒が出る可能性あり)
 
Dㅇとㅇが繋がる場合。
「ng」の発音となる。カ行に半濁点を付けるか(そういう辞書あり)、ンンと書くしかない。
 고양이, 생일, 붕어빵
붕어빵→(韓国の鯛焼き事情、餡子、醤油(日本の)事情。
      餡子、醤油は意外に口に合わないよう(醤油ラーメン、煎餅は喜ばれない)
E教科書25ページ、読んでみよう(文化学習をかねる)
  :こちらから話すだけでなく、質問、その場の反応で発展させる。
 
 불고기:韓国風すきやき
 김치:多くの種類がある。
 냉면:물냉면、비빔냉면、회냉면がある。회(サシミ)はエイを発酵させたもの。
           アンモニア臭がする。チーズ、くさやが食べられれば大丈夫。
     회:ホイではなく、フェと発音。
 삼계탕:韓国風の鶏の水炊き。鶏の中にナツメ、ニンニク、栗、高麗人参がはいる。
      土用にあたる三伏(삼복)に食べるスタミナ食。上中下の伏がある。
      伏の文字から犬も食べる。スープにはニンニク、生姜、エゴマなどを大量に入れる。
 지집이:南部地方の言い方。ソウルでは전(煎)という。
 떡볶이:韓国モチの辛味噌炒め。떡は粳米(上新粉)で作る。粘らない。
      日本のモチは粘るから嫌いという韓国人も多い。
 잡체:韓国風春雨炒め。
 감자탕:豚の背骨肉とジャガイモを煮込んだもの(豚骨風ですかという質問あり)
 미역국:出産後に箸が立つほどわかめの入ったスープを食べ続ける。
      産後の肥立ちと母乳の出が良くなるため、
      母の苦労を忍ぶため、誕生日にもわかめスープを食べる。
 삼겹살:ブタの三枚肉。その油で焼くから、かりっとして美味しい。
      なお、三段バラは誤訳。三枚肉(油身を挟んで三段構造になる)と、バラ肉が混同。
 닭갈비:鶏の肉を辛味噌で炒めたもの。
     鍋や炒め料理の後、シメの饂飩や雑炊のように、御飯を煎り焼きにしたものも美味しい。
     닭:二重子音。母音と繋がらないときは、どちらかだけを読む。カナダラ順で早いものを
       読めば、9割はOK。
     갈비:あばら骨。骨付きカルビは二重に訳している。
소주:一瓶でカップに7杯入るように作られている。
    日本のようにいろいろな種類があるのではなく、地域ごと。
    鏡月、Jinro(両方とも韓国のメーカー)
     Jinro=真露:訓読み風にすると真=참、露=이슬。だからチャミスル
막걸리:日本のマッコリブームで最近韓国でも注目されている。本来は農作業の合間とか、
     仕事が終わったときに、飲むもの。炭酸発酵で、ドンドン味が変わる。
팥빙수:かき氷。팥は小豆、빙수は氷水。
      かき氷の上に餡子(必須)、フロート、寒天状のもの、バナナ、トマト(果物)、
      など、色々なものが乗る。日本風にシャクシャク食べていると「技術指導」が
      はいることがある。全部混ぜて食べる(氷水だから)。
      →すでに混ぜる文化であることは비빔밥、자장면を例に話してある。

 
 

Posted by hajimet at 09:33 | Comments (0)

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