今日は倫理。2クラスは「自己紹介」。もう1クラスが授業。 ものごとを考える前提としての「人間とは」。 1.導入 まず生徒10人くらいに「他の動物との違いは」を聞いて見る。 「ことば、もじ、記録を伝えられる、感情、食べる目的以外で他の生物を殺す…」。 これらの答えを受け止めながら反論していく:「ひっくり返し=視点の転換」の導入になる。 しかし、肝腎なものが出てこない。資料集で「スフィンクスの謎」を読ませる。 そして直立二足歩行へ。 2.言語 直立する結果脳が発達した。一方手を使うことが脳の発達に資する。 また、火を使った食べ物を食べることでアゴが退化したが(自分たちの歯の数を数えさせる)、 一方で脳が発達した(衝撃が少ないため)。その中で言語中枢が発達する。 親の言葉を真似て、3才くらいに突然文法的に正確なことがしゃべれるようになる。 しかし、臨界期がある。臨界期以前に複数の言語を学ぶことも出来るが、 簡単に母語とする言葉が変わってしまう(母国語ではない)。 臨界期以前に学び自分のものになった言葉が母語。 この臨界期は9才とされる(アマラ、カマラの話)。 ここで母語が確立するから、その後勉強を始めた英語は苦労している。 でも、一方で母語が確立するために抽象的に思考するようになり、 論理的に考えられる様になる(聾者で問題になる「9才の壁」の話をする。 言語中枢があるが、本能で話しているのではなく、 生後獲得した言語で人びとはものごとを考える(生理的早産)。 2.集団生活 人間は集団生活する。一人だけでは生きていけない。 攻撃されやすい体つき(正面は複雑。後ろは単純。 だから、正面から竹刀を振り上げるのはタイミングが必要だが、 後ろからは簡単にたたける(勿論、反則))。 孤独に弱い。海上で救援を待っていた人が発見されなかった話など。 低温にも弱い。28度以下に体温が下がる状態だと死亡すると言われている。 このように弱い存在だから、共同生活する必要がある。 共同生活をすれば規範が生ずる (小学校の時のように、机を二つ並べていて、 片方の子が隣の子にちょっかいをだすとどう言うことが起こるか (実例:政経でも現社でもおなじことを話す)。 規範は作るだけでは駄目で、それに対する制裁が伴う。 そのような規範に、道徳(倫理)、慣習、法律などがある(次回に続く)。
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