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2014年1月12日
2014年朝倉・宗像紀行(3)

1月10日。朝倉橘広庭を見たあと、さらに斉明天皇が船遊びをしたとされる「桂の池」跡による。脇を桂川が流れている。ここは女官と庭掃きの源太との哀話である謡曲「綾の鼓」にちなむ所でもある。続いて、その源太じいの墓と呼ばれるところを見る。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ところで、源太じいの墓は福成神社にある。この神社は宗像三神と斉明天皇、持統天皇を祀っている。宗像は海の神のはずだがなぜここに祀られているのだろうか。ただ、筑後の陸の神であるともされるので、そちらの流れかも知れない。
 
ついで美奈宜神社。大国主命、スサノオ、事代主命を祀る。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここから大己貴神社に向かう途中、小金川でスイゼンジノリの栽培場を見る。川海苔であるが、水質の関係で、この地域でしか取れないもの。絶滅危惧種になっている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに大已貴神社。大国主命のこと。祭神は大已貴命、天照大神、春日大明神。この神社があることが、朝倉邪馬台国説の根拠の一つとなっているとこのこと。しかし、この辺の神社の社伝を読んでいると、斉明、天智の行動と、神功皇后の三韓征伐などが習合している様子を強く感じる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて五郎山古墳。復元された装飾を見ることができる。その後、古墳石室研学。ぼんやり遠くに壁画が見えた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
少々時間があったので、九州最大の前方後方墳である焼ノ岳を見学してお終い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夜は、もつ鍋(しょうゆ味)とゴマサバ。そういえば、これまで食べたものの醤油は、どれも九州風の甘いもの、味噌も麦味噌で甘いものだった。
 

Posted by hajimet at 22:48 | Comments (0)

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