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2013年12月1日
古代出雲・伯耆紀行(初日)11月18日(2)

鳥取駅で旅行メンバー、解説の西谷先生と合流。
バスに乗り最初の目的地に向かう。白兎神社。
 
大国主命(大穴牟遅命)と因幡の白ウサギ伝説の海岸、白兎海岸沿いの砂丘地にある。
兎はオキの島からワニの背中伝いに本土にやってくる。
このオキの島は隠岐の島説と、沖の島説があるが、
ここでは神社のすぐ前の岩がオキの島とされる。
 
神社の中には兎が塩水を洗い流したとされる池がある。
大国主は兄が八上姫と結婚したくて訪ねるところに同行していたのだが、
兎は兄は結婚できず、大国主が結婚できると預言した。
その預言通りになったということで、神社は初めてのロマンスの地とされている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次いで青谷上寺地遺跡展示館に向かう。
山陰地方は道路開発の関係で多くの遺跡が発見されているが、この遺跡は海抜数メートルの所にある。弥生時代当時はこの遺跡のそばまで海が来ていて、風よけの湾として交易の拠点となったようだ。水が多い土地であったため、多くのものが良好の状態で残され、「地下の弥生博物館」と言われる。また、多くの人骨が出ているが、損傷している骨が覆い。この人骨の中から、弥生人の脳が3体分発見されている。ここを含めてこの時代の脳は世界で5例しかないそうである。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに赤碕の日韓友好資料館に寄る。片山県知事時代にオープンした施設。鳥取には江戸時代、朝鮮からの漂流民が3回漂着しているが、そのうち1819年の漂着民の様子を顕彰しているところ。彼らが送った掛け軸の複製が展示されている。また、1963年にも韓国からの漁船が漂着しているが、その時の様子も顕彰している。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この辺りから冬型の気圧配置が強まり、時雨模様となってきた。その中を妻木晩田遺跡に向かう(続く)。

Posted by hajimet at 16:19 | Comments (0)

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