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2013年6月9日
戊辰戦争から明治改元まで(授業風景)

授業は関連事項を多く扱い、なるべく多くの方向から関心を持てるようにしている。
以下の様にである(2時間分)
 
 戊辰戦争から。
  「戊辰」とは→十干十二支について
          甲子園
          西暦から十干十二支を計算する方法。
  鳥羽伏見の位置関係
   征東軍が上京するとき→「みやさんみやさん(蝶々夫人で代用)」を聴かせる
      (そのついでに「ある晴れた日に」をさわりだけ)
          板橋、市ヶ谷、本門寺についての話し。
 
  彰義隊→江戸切り絵図で寛永寺を見せて(上野の山が全部)、
         黒門、遺体処理(しなかった)、靖国などなど。
        ついでに、切り絵図を見ながら、大名屋敷の門がどこにあるか。
 
  白虎隊→四神、五行(中心は黄龍…中国皇帝が着る服の色)。
        目黒、目白、目青、目赤、目黄。
        増上寺-日枝神社-神田明神-浅草寺(むしろ鬼門の話しですが…)
 
  五稜郭の形について。
    五箇条のご誓文を読んで、山内豊重の上書と比較。
    五榜の掲示を読み、政体書も読む。
        政体書(ほとんど法律解釈)
      閏4月について(太陽暦と太陰暦から)。
      地方官制。江戸市中を江戸府→東京府としたところで、
             江戸時代の地図に戻りおおよその位置について
             朱引まにも触れる
      明治改元→嘉永からの元号の変遷理由を見る。
      東京に遷る→板書に遷都としない理由を話す。
             大学院の指導教授が京都出身。「天皇さんは京都からお貸ししているのです。いつかは帰ってくると思っています」という言葉がとても印象的だったから。
 
      明治政府の目標と日本が植民地にならなかった理由(政経、世界史でも扱う)、
        国外的要因、国内的要因。
      維新政府の方針…古代天皇制の復古。神祇官、神仏分離令。
           神仏分離令→本地垂迹
こんな具合。
 

Posted by hajimet at 22:38 | Comments (0)

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