2012年秋 日比谷高等学校(2年)、桜修館中等教育校(4年) 単元 :文化学習(書道文化、芸術を体験する) 時間数:2時間 教材 :韓国の教科書を編集したもの。 準備 :書道セット(中学校まで授業で使っているので、ほぼ全員持っている) 韓国では書道は「書芸」といって、芸術の時間に扱う。 日本は中学校までは「国語」、高校で「芸術」。 導入 1.様々な文字の書を見る(アラビア文字、東南アジア文字、ハングル等)。 2.ハングルは系統的に特殊な地位にある。漢字、アラム文字系(パスパ文字)の影響 3.ハングルも筆書き中心の時代に作られているから、当然書道の対象。 4.運筆法は日本のものと異なる(日本よりも筆のコシが弱いため返しとヌキが違う)。 (参考写真 国立中央博物館にて)
.jpg) 4.ハングルデザインも盛ん。 単純な線で構成されている文字だから、字画の接続関係さえ間違えなければ、 かなりデフォルメしても文字として認識でいる。 日本語は「や」を少しデフォルメすると「か」や「せ」になるが、そういうことはない。 昨年の例を見せる。
.jpg) 作業 1.冊子を見ながら、版本体、宮体、くずし体(余裕のある人のみ)を練習。15分程度ずつ。 2.好きな言葉を選ぶ(冊子に出ている言葉でなくても良い)。 3.うまく行ったものを提出。 4.ハングルデザインに挑戦しても構わない。 作品 日比谷高校(氏名は消してあります 桜修館も同じ)
.jpg) 桜修館中等教育校
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