12月4日、天草空港へ飛ぶ。 前日は午前中の授業を終えた後、羽田から福岡に飛び、一泊。高校の友人ともつ鍋をつつく。 飛行機は9時30分福岡空港発。機種はDHC8。プロペラ機。40人ほどの定員。CAさんはとてもフレンドリーな人で、どこを飛んでいるかなど、丁寧に教えてくれた。手作りの機内誌も見ていて面白い。
席は一番後ろ。バスの後部座席のように横一列に並ぶ。窓際で見ていると、車輪の動きが見えて面白い。離陸する瞬間、車軸がスッと伸びる様子が見えた。飛行機は九州自動車道に沿って南下する。まもなく筑後川の河口が見えてきた。合唱曲「筑後川」で知られるが、「河口」もテーマになっている。
大牟田上空を通過し、有明海を横断。
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雲仙普賢岳を右に見ながら降下する。平成の噴火の大火砕流のあとや、江戸時代の噴火で崩壊した眉山やそれによる海中の流れ山の様子がよくわかる。これだけ流れ込めば「島原大変、肥後大迷惑」の意味も実感できる。

飛行機はわすか30分で天草空港到着。人間が降りるよりも、預けた荷物の方が先にカウンターに到着していた(作業員が手で運んでいた)。気流の関係で降下中はそこそこ揺れていた。 空港からはレンタカー会社の営業所まで送迎バスに乗る。本渡から出発してキリシタン関係の遺跡を見る予定だ。
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