朝はホテルの30階でバイキング。 ホテルニューオータニと同じく、回転式展望台で食事なのだが、 「揺れる〜〜」。回転は止まっていた。食後表に出て大連駅を見る。
 反対側には大連市電が。通勤客や夜行で来た人々で駅前は賑わっていた。
 市電だけでなく、トロリーバスも走っている(バス中から撮影。ブレブレ)
 午前中はロシア人街、日本人街を見る。 大連は三国干渉後、ここを租借地にしたロシアが作った町。 大連も、元々は「ダリーニ」で「遠方」の意味。
 東清鉄道に経営を任せていたが、その社宅も復元中である。 日本人街は中山広場(旧大和ホテル)、満鉄本社などをみた。 以前訪れたときは、旧満鉄のマンホールが残されていたが、 今は、何の変哲もない大連市のマンホールに。期待してたので残念。
 1時過ぎに大連発北瀋陽行きの列車に乗らなければならないので。 11時には昼食だった。
 セロリの炒め物チンゲン菜と茸の炒め物、キュウリのサラダ、太いモズク風のサラダ、 エビ出汁のスープ、ワカメスープ、キクラゲと青梗菜の炒め物が出た。 店の前にはサクランボ売りがいる。今がシーズンで、普蘭店に行く道で露店が出ていたし、 大黒山城の麓のサクランボ畑では、実が文字通りたわわに実っていた。
 列車に乗る。出発後3時間、按山停車した以外はノンストップ。 4時間で瀋陽北駅に。駅前のグロリアプラザに泊まるが、そこに行くまでが大変。 駅前が、高速鉄道の工事でガタガタ。以前来たときのイメージはない。 そしてホテルに行く三叉路は、信号はあっても無きがごとし。 渡っているときに、高速で車が右折してきた。 地元の人は、上手く対応するのだが、日本のイメージからするとカオス。 バスもガタガタ。後ろが壊れたまま走っているものもある。
 夜も中華。
 ビールは「雪花」。トウモロコシの炒め物、ニンニクの芽の炒め物、 高野豆腐状のものの和え物などが美味しかったが、 特にキューリのスープが美味しかった。 漢族の地域では、キュウリを上手に使うと思った。 ウリ臭くなかったのだ。 夜は、瀋陽グロリアプラザ泊。
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