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2012年6月11日
中国東北部史跡紀行2日目(5月28日)

朝、窓の外は親に連れられた小学生が、ホテル前の学校に向かって歩いている。
皆、首には赤いスカーフを巻いている。
朝食はバイキング。キムチも出ているが、色が薄く、発酵が浅い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この後、何回か遭遇するが、沖縄の豆腐ようのようなものもあった。
非常に塩辛いのだが、現地の人はどうやって食べるのだろうか。
朝8時頃、普蘭店に向かって出発。
バスは、残丘状の平原を進む。金州から約2時間。
途中で、はでな葬儀、埋葬(土葬)の場面を目にした。
馬、ロバ、牛ともそれ違う。
 
普蘭店から南が、戦前の関東州である。
バスは清泉寺を目指す。市内から30分ほど。
ちなみに、この辺りまでが、戦前の関東州だ。
 
ここは高句麗時代の呉姑山城の跡だ。
寺の前の道は舗装したてであるが、
ガイド氏が下見をしたときには、まだ舗装されていなかったそうだ。
道の両側には巨大な道教的線香を売っている露店がちらほらある。
 
寺に入る。周囲はアカシアが満開だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その中、縁日が開かれていた。そのため、バスが中には入れず、
予定外の「散策」に。
ウィグル人の店(写真)や朝鮮族の店など、様々な露店が出る。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピータンを揚げているところもあるが、中にはロバをまるまる一匹という店も。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
寺の入口に高句麗式の城壁が遺る。日本式で言えば升口(甕城)をつくることと、
石の中央をふくらませるのが、高句麗式の特徴。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
寺の中は、道教の影響を受けたものが多かった。
道教のお札も売られていた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ところで、寺にあったトイレ…。ガイド氏がきれいにするように頼んでいたそうで、
きれいになってはいたが、使いにくい…(使わなかった)。女性はどうだったのだろう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
普蘭店に戻って昼食。大きな肉団子、里芋のポテトフライ風、
山芋の「大学芋」が印象的だった。中国湯葉の和え物も美味しい。
また、魚の炒め物にパクチーが乗っている。
前回の旅行の時に比べて、パクチーが使われている料理が多い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガイド氏は田舎料理と言っていたが、今回の旅行の中では、
一番素朴な料理であった。ビールは青島ビールの純生。味は濃い。
午後は旅順へ行く。まず203高地、旅順駅を見る。
203高地の売店。商売熱心すぎ…
旅順駅は目の前が旅順港である。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
港は未開放地。でも、李鴻章の北洋艦隊がいたところかと思うと
妙に興奮する。続けて旅順刑務所に。処刑場を含めて
刑務所全体が公開されているが、
安重根が拘束された牢獄が印象深かった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
解説板を見ていると、中国語と韓国語。
韓国人の訪問客が多いことがわかる。
その後東鶏冠山を観光して、大連市電を眺めながら市内に。
町は6年前に比べて垢抜け、人々の服装も東京とそれほど違いがない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夜は中山広場のそばで食事。旅行中一番上品なものだったかも知れない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エビに春雨状のものを蒔いて揚げたもの、
茹でたブロッコリーとニンニク。。
椎茸とチンゲン菜。キュウリとベーコンの炒め物。
山クラゲとジャガイモの煮物などなど。ビールは青島ビールの純生。
金州、大連を含め、海に近いせいか、魚の味はよかった。
 
駅前の大連パールホテル泊

Posted by hajimet at 22:32 | Comments (0)

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