この日から6月3日まで、 7泊8日の中国東北部の高句麗、満州、渤海などの遺跡を見学するツアーが始まる。 直前にかかりつけの内科医に行き、 風邪薬、咳止め、消炎鎮痛剤、消化剤、下痢止めをもらい、 他にめまい止めなど常備薬を持って万全に備える。 仁川経由で飛行機は13時20分(現地時間)、ほぼ定刻に到着した。
.jpg) この日はまっすぐ20キロほど離れた金州へ行く。約1時間。 大連のある地域とは、狭い金州陸橋で繋がっている。 道路沿いには、日本や韓国の企業、開発区が続く。 「アカシアの大連」というが、花は終わりつつあるようだった。 金州は大連が出来るまで、この地域の中心地であったが、 そこからさらにバスで20分ほど進んだ大黒山山城に向かう。 高句麗時代の山城で、隋の煬帝はここを攻め落とせなかった。 そればかりか、隋を滅ぼす原因となった城だ。 入口が西にしかなく、あとは急峻な峰に囲まれている。
 実際に、山の上からは黄海、渤海湾、大連方面、東北平原が見えるはずだが、 かすみにけぶって見えなかった。 山は高尾山級で、大連市民の憩いの山だと言うことだ。 時間的に、下山する人で溢れていた。山の下には、食堂や露店が出ていた。
 金州市内に戻る。町中には「餃子の王将」など、日本の店も多く出ている。 夕食は餃子の店だった。
 水餃子は美味しかった。また、セロリに軽く火を通して炒めたもの、 キュウリとイカを炒めた者も美味しい。キクラゲの炒め物も。 ここで呑んだ青島ビールは、薄いだけだった。 夜は金州賓館に泊まる。
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600枚以上の撮影ですが先生は1200枚と言っていましたね。編集に大わらわです。
ちかじかお手紙をお送りしましょう。
長澤進
Posted by: 長澤進 at 2012/06/12 2:39:30