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2005年8月27日
ソウル1(仙遊島)

朝8時15分、羽田発のJALでソウル金浦空港へ向かった。1時間50分の飛行。11時にはもう市内にいる。一服した後、漢江中州の仙遊島(ソンニュード)へいった。もともと浄水場だったところで、それが公園として解放されたのだ。以前は入れなかった。ソウル日本人会の俳句会の吟行にご一緒させてもらったのだ。
 
地下鉄2号線堂山(タンサン)駅から車で行く。歩いても15分くらいの感じである。公園は漢江を渡りはめてすぐの所にあるが、車線の関係で一端橋の反対側までいってからUターンして戻ってくる。地下鉄2号線の合井駅(ハプチョン)からタクシーに乗った方が良かった。
 
さすが公園は川の中州である。かなり蒸し暑い日であったが、川を渡る風は涼しい。また、いくら暑いと言っても日差しはもう柔らかく秋の日差しになっていた。その中を赤とんぼが舞っている。漢江では観光船が走り、そのそばを水上スキーの若者が楽しんでいた。
 
入り口を入ると、あちらこちらに浄水場だった施設が見える。沈殿池のあとは水生植物園や植物園になっている。そのようなところに睡蓮などの水生植物をうえた水生植物園、ガマや芹などが植わる水質浄化園、白樺などがうえられた生態の森等が作られている。なんでも、浄水場の建築構造物を再活用した国内最初の環境再生生態公園、すなわち「水公園」なのだそうだ。
 
沈殿池の跡は周りの影響か、とてもひんやりしていて、家族連れなどがビニルシートを広げて休んでいた。11万4千平方キロもある公園の最下流へ行くと、堂山側から半月型の橋が架かり、川の向こうには噴水が上がっていた。その向こうにワールドカップ競技場がちらりと見えていた。
そんな情景だった。
 
投句:木の陰で/家族よりそい/戻り夏
    木道を/歩き一息/夏残る
    つたの葉が/ひとひら赤し/秋入る
 
ともかく暑かったのだ。

Posted by hajimet at 16:23 | Comments (0)

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