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2005年6月20日
演奏会(1) エルガーチェロ協奏曲

6月19日(日)、星陵フィルの演奏会が行われた。場所はミューザ川崎。
以前BBC交響楽団の演奏でメンデルスゾンのバイオリン協奏曲とホルストの惑星を聞いたところだ。

そのときは舞台下手脇で聞いていたが、ホールの響きのわりに演奏しにくいホールだという印象を持っていた。

さて、当日、団員の楽器に思わぬアクシデントがおきるということもあったが、何とかゲネプロも終了。開場もはじまり、ロビーでは木管五重奏のロビーコンサートが良い雰囲気で行われていた。
時間になり、曲の開始。1楽章。練習のときよりもゆったりしたテンポで曲が進んでいた。思わず「いいじゃん」などと思い演奏していた。

2楽章。これは吹きにくい楽章だ。拍の頭とチェロのメロディーの頭が半拍ずれるというもので、ただでさえソロとオーケストラがずれて聞こえる楽章である。しかも早くて細かい。その中にポツン、ポツンと各パートが1音ずつはいるので、数えにくいし演奏しにくいことこの上ない。結構アシは出ていたみたいだが、ほぼ曲は進んでいった…冷や汗箇所もあったが、客席では目立たなかったみたい。

3楽章。4楽章は何とか最後まで進んでいった。3楽章はトロンボーンの出がないため、本当にゆっくり聞いていられた。4楽章も何とかだったが、というより、入りを間違えないようにするほうが大変で、他のパートを聞いている余裕がなかったということが正しいかも知れない。特にソリストとの関係でその都度テンポが異なる場所が多く、緊張の連続だったのだ。

でも、チェロのソロを間近で、しかもホールの間接音で聞けたので、とても情感あふれて響きの豊かなものに感じられた。舞台で聞いている醍醐味かも知れない(次に続く)。

Posted by hajimet at 21:13 | Comments (0)

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