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| 人身獣面石像 | 同（コントラストを強調したもの） | 神社の印より |
羽曳野市駒ヶ根の「杜本神社」は渡来系の当宗氏の祖神を祀る神社である。本殿前に隼人石と呼ばれる「人身獣面石像」が一対ある。自然石の板石に刻まれたもので、高さ約1メートル、幅50センチほどのものである。よく似たものは元明天皇陵にもあるが、どちらも由来は不明である。新羅慶州の古墳の護石に置かれる十二支の石人像を単純化した感じのもので、雰囲気はよく似ている。
駒ヶ谷の地名については高句麗との関係を指摘する説もある。一方この近くには飛鳥千塚と呼ばれる終末期の古墳群があり、渡来系の技術との関係が指摘されている。