修徳寺(수덕사:スドクサ)

修徳寺は礼山(예산: イェサン)西方20キロの所にある寺で、百済599年に創建したと伝えられる。『三国遺事』にも627・8年のことが伝えられている。また境内から百済時代の瓦が採取されているので、百済時代に寺が存在していたことはほぼ確実である。

大雄殿は1308年に建てられたもので、安東(안동:アンドン)鳳停寺(봉정사:ポンジョンサ)極楽宝殿、栄州(영주:ヨンジュ)浮石寺(부석사:プソクサ)無量寿殿に次いで古い木造建築物である。そのため柱がエンタシスとなるなど、高麗時代の特色をよく表している建物である。大雄殿前の三層石塔は高麗時代の作風である。
大雄殿(エンタシスがよくわかる) 大雄殿から見た風景 四天王像

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