三陵渓線刻磨崖六尊仏

三陵渓(삼능계:サムヌンゲ)の石仏から谷沿いに10分ほど上ったところにある線刻仏である。

壁面の左右にそれぞれ阿弥陀像、釈迦像が彫られ本尊のわきに2体ずつ供養している仏が彫られている。新羅の線刻仏としては他に例がない。壁面に柱をかけた跡がのこり、周囲には新羅時代のものと思われる瓦が散乱している。岩壁の上には仏像に直接雨水がかからないようにトイが彫られている。この岸壁の上を上っていくと三陵渓線刻磨崖仏、谷沿いに上ると三陵渓石仏座像へ行く。

壁面 向かって左側 左側(拡大) 壁面向かって右側
 
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