三陵渓線刻磨崖仏

線刻六尊仏から岩肌を上っていったところにある。新羅末期の作品とされているが、高麗はじめの可能性もあるようだ。

線刻と言っているが、最初から線刻で作られたものとは違うようだ。というのも顔にはわずかにふくらみがつけられているのに、光背や胴体が線で彫られているからだ。彫っている途中で何らかの理由で彫刻をやめたのではないかと考えられている。


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