三陵渓(삼릉계:サムヌンゲ)石仏

三陵渓磨崖観音像とほぼ同じ場所におかれている石仏である。首はない。袈裟のかけ方から仏像ではなく、僧像でないかとも言われている。

この石仏は元々ここにあったものでない。大雨の時にそばの渓谷の川底から出土したものである。南山では時折このようなことがあり、毎年のように新たに寺跡、磨崖仏、石塔などが発見される。また、新羅人の聖地でもあったため、火葬した骨を納めた土器なども発見される。

三陵渓磨崖観音立像     目次    HOME     三陵渓線刻六尊像