石上神宮(天理市)
拝殿

園城寺石上神宮は日本最古の神社の一つで、物部氏の氏神であった。祭神は神武 天皇東征のときに使用された天剣や素戔嗚尊が八岐大蛇を退治したときの剣などでとされる。

神社には多くの宝物があるが、その中に七支刀がある。明治6年、さびている刀 に金の象嵌があることがわかった。解読したところ、369年に百済王が倭王に献じたと言うことが分かった。百済は漢城(今のソウル)に都のあったときで、近肖古王の時代にあたる。両者の関係が百済からの下賜か献上か、両国関係が対等かは様々な解 釈がなされてい る。

鳥居 拝殿入り口
七支刀(複製)
ソウル夢村資料館

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