市庁周辺
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市庁(旧京城府庁) |
地下鉄2号線は乙支路(을지로:ウルチロ)を通るが、ここは日本時代「本町」とよばれていた。徳寿宮(덕수궁:トクスグン)の前にはソウル市庁がある。もと「京城府庁」で1926年に竣工した。よく「大日本」の「本」の形をしていると言われるが、その前に建っ
ていた京城日報社の建物も同じ形をしている。地形上の制約であろう。
ロッテホテルの場所は半島ホテル、その隣のウェスティンチョソンホテルは「鉄道ホテル」であった。ロッテホテルの向かいには「韓国電力」の建物があるが、もとの「京城電気」である。京城電気は市内電車も経営していた。この通り沿いには当時からのものと思われる建物が多く残されている。