金谷寺


郷ノ浦港から車で10分ほど。本尊は銅像菩薩形坐像である。高麗後期から朝鮮初期の作品とされるが、典型的な高麗仏とは異なり、なで肩であったり顔の表情が硬かったりする。像の表面に小穴があけられ、瓔珞などで装飾されていたようだ。来歴は不明だが、福岡県二丈町夷巍寺にほぼ同型の菩薩像が伝えられている。

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