クドゥレナル

扶余三井(삼정:サムジョン)ユースホステルの前はクドゥレナル(구드래나루)公園である。クドゥレナルのナルは港のことで、ここから白馬江(백마강:ペンマガン)を下って日本などへ船が出ていった。そのため「クドゥレから来た」という言葉が「百済(クダラ)から来た」という意味になったという説もある。

公園の中には「味摩之事蹟顕彰碑」が建っている。味摩之(みまし))は百済から日本へ行った渡来人で、呉で伎楽の舞を学んだと言ったため、それを見た聖徳太子が桜井に少年を集めて教えさせたという。日本の舞の祖であるためそのことを記念したのである。近くの百済大橋の麓には538年に百済から日本に仏教が伝わったことを記念して「仏教伝来謝恩碑」も建てられている。

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