11月16日。昼間の公開講座「忠臣蔵めぐり」を終わらせて、16時50分品川発の新幹線に乗る。 11月18日からの「古代出雲・伯耆紀行」の前に岡山を見る算段だ。 11月17日、朝10時頃知人の車で岡山を出発。まずは県東部の熊山遺跡に向かう。 山頂近くの平地に作られた石段積の「塔」である。奈良時代前期のもので、 類似のものは、奈良の頭塔、大阪の土塔が知られる。韓国にも安東近郊に2基ある。 熊山は標高500mほど。県南部では最も高い山だ。 その山頂に近い所に遺跡はある。 この周囲は幕末まで「帝釈山霊山寺」があったところだ。権現信仰の山で、 山中にも類似の遺跡があるとされる。 熊山駅側から非常に危なっかしい林道を上がっていく。 途中駐車場と登山道の表示が現れたので、そこから上る。 しかし、なかなか遺跡が現れない。道も悪くなり、スズメバチの巣があるという情報も。 引き返した。 実は、この先にちゃんとした駐車場があるとのことで、そこに向かう。 その駐車場から徒歩で10分足らずで遺跡にたどり着いた。眼下には吉井川が見える。
.jpg) .jpg) 天気予報は前線の通過を予報している。雲がだんだん厚くなってきたので、早々に下山して、 次の目的地に向かう。
|