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2013年11月30日
数字を使ったゲーム

日比谷高校。11月23日。
漢数詞、固有数詞の定着。
 
数字を使った対話練習をしながら、新しい方法を思いついた。
 
・生徒に3つの文章を作らせる。疑問文で、「学校に行ったのは何時ですか」というもの。
 時間か月日を聞くことと、過去形を使うことが条件。
 
表向きは月日、時間を答えさせることだが、
実際の狙いは、過去形と、数字を定着させること、基本的な動詞を使わせること、
助詞を適切に使わせることにある(かなり欲張りな隠れテーマ)。
 
文章を作らせた後、こちらで文を確認してから活動に入る。
 
AがBを指名して、○○ッシと呼びかけ、質問をさせる。
Bは質問の意味を理解して答えなければならない。
 
本人にとっては未知の単語が投げかけられるため、こちらで補助して導く。
たとえば몇 시간という問いが出てきたとき、
「몇 시はさっきやったよね、それに간が付いたものだけど…」「시간」は
日本語にもよく似ているぞ」「시は時だから…」「あ、時間ですか?」。
「そう(ここではっと思い)、念のためだけど、この場合はハン、トゥ、セーを使います」
 
こんな感じ。出てきた質問によって臨機応変に対応する。
場合によっては「さっき出てきたばかりだ」と想起させる方法も用いる。
そして、Bの答えた数字をAに当てさせる。
 
3×6で18とおり行ったら終了時間。
今回は授業中に思いついて行ったものなので、整理し切れていないところもあるが、
目的を絞って行えば、学習者の負担もそれほど多くなく出来るのではないかと思う。

Posted by hajimet at 08:52 | Comments (0)

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