日比谷高校。11月23日。 漢数詞、固有数詞の定着。 数字を使った対話練習をしながら、新しい方法を思いついた。 ・生徒に3つの文章を作らせる。疑問文で、「学校に行ったのは何時ですか」というもの。 時間か月日を聞くことと、過去形を使うことが条件。 表向きは月日、時間を答えさせることだが、 実際の狙いは、過去形と、数字を定着させること、基本的な動詞を使わせること、 助詞を適切に使わせることにある(かなり欲張りな隠れテーマ)。 文章を作らせた後、こちらで文を確認してから活動に入る。 AがBを指名して、○○ッシと呼びかけ、質問をさせる。 Bは質問の意味を理解して答えなければならない。 本人にとっては未知の単語が投げかけられるため、こちらで補助して導く。 たとえば몇 시간という問いが出てきたとき、 「몇 시はさっきやったよね、それに간が付いたものだけど…」「시간」は 日本語にもよく似ているぞ」「시は時だから…」「あ、時間ですか?」。 「そう(ここではっと思い)、念のためだけど、この場合はハン、トゥ、セーを使います」 こんな感じ。出てきた質問によって臨機応変に対応する。 場合によっては「さっき出てきたばかりだ」と想起させる方法も用いる。 そして、Bの答えた数字をAに当てさせる。 3×6で18とおり行ったら終了時間。 今回は授業中に思いついて行ったものなので、整理し切れていないところもあるが、 目的を絞って行えば、学習者の負担もそれほど多くなく出来るのではないかと思う。
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