« 前のエントリー | Main | 次のエントリー » | Comments | Post a comment


2011年2月19日
記録的大雪の慶州。その2

雪は夜11時頃まで降り続いた。
 
2月15日
朝一面の雪景色。
テレビは盛んに観測史上(植民地時代含む)初めての大雪を伝えている。
北部の江原道では1m以上積もったのだが、そんなには積もらない地域なのだ。
 
9時出発のはずのバスは現れない。
何と昨日留まったところから動けないとのことだった。
チェーンはあるが、雪に埋もれて付けられず、
バックしようにも雪に埋もれた車があって動けない。
何とか排除して動いたのは10時近かった。

 
 
 
道は半分圧雪になっていて、
滑りやすい。
そこをホテルから下りていく。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
途中の駐車場では
押しがけをしている車まであった。
(オートマでは無理)
 
 
 

 
それでも何とかバスのあるところまで移動した。
しかし、バスの止まっている付近は、除雪はされているが、今度は氷っていた。
一瞬滑り、怖い思いをした。

遺跡はどこも、雪を掻き分ける始末だ。
講師の先生と一緒に
先人を切って歩いたが、
長靴の上から雪が入り込んでくる。
 
高村光太郎をもじれば、
「僕の前に道はない。
僕の後ろには道がある。
その道を人がついてくる」
という気分だった。

 

 
昼食は急遽店を変更。
予約していた店が
雪で潰れたからだ。
 
ビニルハウスも随所で潰れていた。
 
それでも午後になると、
路面から湯気が出るほどの陽ざしで、
雪はかなり溶けた。
 
 
特に雪の少ないところでは地肌が出るほどであった。
 
だが、全体が溶けたかと思うのは
 
誤算だった。あるところにはあったのだ。
場所によっては膝まで雪が来た。しかも夕方にはそれが凍り始めた。
しかし、1日雪焼けするほどの快晴。夕陽はきれいだった。

 
 
雪の影響は次の日も続いたが、
雪そのものよりも雪の影響で
道が閉鎖されたりすることの
方が大きかった。
 
また、頭上の木の枝からは
半ば氷った雪が落ちてくることが
怖かった。
 
 
 
 

Posted by hajimet at 20:20 | Comments (0)

Comments


Post a comment