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2006年7月28日 |
夏のソウル1 |
7月24日から26日までソウルへ行った。羽田−金浦便のため、初日はお昼頃から、帰宅日は夕方遅くまで時間を使うことが出来、実際は3泊とそれほど変わらない密度である。 初日は書店で本を買い込み、その後知人に会う。合流した後、夜に避馬コルへ行った。鍾路の大通りの一本裏の細い路地で、朝鮮時代高官が通る鍾路の通りを避けて人々が通ったため、この名前で呼ばれる。道沿いには小さな食堂が連なる。そのうちの一軒に入った。 入り口にショウケースがあり、そこにハツ、センマイ、銀杏、スズメ、ホタテの貝柱などの串刺しが展示されていた。ここでつまみを選び焼いてもらう式である。ホタテの貝柱は「カイバシ」で通じる。 飲み物は「ひれ酒」である。これも「ヒレザケ」で通じるので、日本時代に入った者であろう。よその日本料理店で、韓国人が冬になるとよく飲むという話を聞いたことがある。頼むと薬缶に温められたお酒を入れて持ってきて、カップに注ぐ。注ぐときにライターで酒に火をつけながら注がれる。まるでフランベ状態だ。日本では、「ふぐひれ」の臭みをとるために、注がれた後にマッチで火をつけるのだが、注ぐときに火をつけてもアルコールが飛ぶだけのように思うのだが…。 ![]() ここで飲んでから、ナクチポックム(タコの辛味噌炒め)を食べに行った。こちらでは御飯も一緒に出てきて、ピビンバップにして食べるように技術指導された。ただ、混ぜ御飯にしてタコのまわりについているトウガラシ味噌が落ちると、そこに残るのはタダのタコであった。タコにはあまり味がしみないためである。 |
Posted by hajimet at 17:39
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