鈴木重正建立 供養塔

供養塔

原城下の八幡宮の中にある。拝殿から離れた所に、拝殿に背を向ける様 に建てられている。天草・富岡のキリシタン供養碑と同様、ここに3333首を埋めた首塚が作られた。その後鈴木重成の発願によって、中華法珪の書により碑 が作られた。碑は風化が進んで、読み取りにくくなっている。供養碑は富岡、島原以外に長崎にも作られていたが、こちらは原爆の被害で消滅してしまったと言 われる。

拝殿横には手水鉢がある。丸い穴が穿たれているが、これは盃状穴石といわれるもので、死者の再生と豊穣を願う古代以来の再生信仰の願い石で、信仰のために穴が穿たれてきたものだとされる(説明板より)。




八幡宮鳥居 手水鉢と盃状穴石(丸い穴) おまけ

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