天草学林跡


記念碑(この場所にあったわけではない) 付近の景色

河浦は、下天草の南に面し、崎津湾の奥まったところにある。天草合戦 を前後して天草久種の所領で、南蛮船はここに入ってきた。そこで、1591年、ここにコレジオを誘致したとされる。位置関係は分からないが、天草市役所浦 河支所付近と考えられている。天正の遣欧使節使も帰国後コレジオに学んだとされる。なお、本渡の東向寺のコレジオ説との関係は不明。周囲は教会跡などがあ るが、いずれも鈴木重成の時代に寺院などに変えられている。

ここはアルメイダの上陸地点でもあり、死亡した場所でもある。

近くには天草コレジヨ館がある。復元されたグーテンベルク印刷機、現存する天草本(複製)、この当時日本に持ち込まれたとされる楽器などが復元されている。

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