富岡切支丹供養碑



全体 種字とされる 鬼理志丹

天草・島原の乱の死者1万人のうち3300人の首が埋められた場所(首塚)で、鈴木重成の発願、中華珪法の筆である。1647年に建立された。

題字は意味不明であるが、「どのような者でも極楽へ行ける」という趣旨の種字だという説もある。出だしは「夫れ原(たづ)ぬるに、鬼理志丹の根源は専ら外道の法を行ひて、偏(ひとえ)に国を奪わんと欲するの志二無き也。」ではじまる。



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