鈴木神社

拝 殿

鈴木神社は、天草の初代代官、鈴木重成、その兄、正三、二代代官重辰 を祀った神社である。天草・島原の乱後、天草は天領となり、三河より鈴木重成が派遣された。鈴木兄弟は天草の復興を行うと共に、島原、天草の乱の元となっ た石高の是正を幕府に訴え続けた。重成は、1653年10月15日、幕府にこれを上訴すると共に自刃した。さらに息子の二代重達の努力により、それまで 42000石だった石高を21000石に減らすことに成功したのである。

神社境内、拝殿よこには「鈴木明神伝碑」(1811〔文化8〕年)、神殿後ろ中央(ご神体の位置)には重成の「遺髪塚」がある。

鳥 居 天 草天領石高半減350年記念植樹 鈴 木明神伝碑 遺 髪塚

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