ビーグル水道のエクレルール灯台
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写真−85
ビーグル水道のエクレルール灯台
ウシュアイア(アルゼンチン)
2007.2.14
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先住民族の最南端到達点(写真はビーグル水道にあるエクレルール灯台)‥‥
ウシュアイアは人類が居住する最南端の地と説明されるが、正確にはウシュアイアよりビーグル水道を南に渡ったナバリーノ島に先住民族の子孫であるヤマナ族の僅かに残った末裔が現在も数人住んでいる。ナバリーノ島のプエルト・ウイリアムス近くのウキケ集落は 20万年前にアフリカ南部を起源とした原生人類が最も遠くまで到達した地点である。

原生人類が15万年前頃から移動拡大を始め、遥か北のベーリング海峡を越えて南米最南端のナバリーノ島まで移動した距離は5万km、交通機関が何もない原始時代に気の遠くなる移動距離である。