ビーグル水道付近の衛星写真
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写真−84
ビーグル水道付近の衛星写真
ウシュアイア(アルゼンチン)
上図はGoogle Earthの画面を元に編集した。
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グレートジャーニー‥‥
アメリカ大陸の先住民族は最後の氷河期末期にベーリング海峡(当時は陸地)を渡ってきたアジアのモンゴロイドだと言われ、アメリカ大陸の北から南への民族大移動は約 1万2000年前に起きたと言うのが定説になっている。パタゴニアでは1万年前に原始狩猟民族が定住していたとみられる。

アジア大陸からマンモスを追って大移動した人類は急速に増殖しながらアメリカ大陸全土に拡大し、強力な石器と槍投げ具を駆使して大量に狩猟した。しかも時代は気候の変動期にあり膨大な餌を必要とした巨大動物は植生の変化に追いつけず弱体化し、それを人が追いつめ最終的に絶滅に追い込んだ。

何れにせよ、パタゴニアは農耕に適した土地がなく先住民族は最後まで狩猟民族として終わる。